大本命ダイソンに真っ向勝負を挑む“シャークニンジャ”の勝算は?
2018年09月08日(土)
360.life編集部
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
大本命ダイソンに真っ向勝負を挑む“シャークニンジャ”の勝算は?
かつて海外メーカーが苦戦を強いられていた日本の家電市場。そのような状況の下、サイクロン式掃除機という新しさが支持され、ダイソンはコードレス掃除機市場をリードするまでになりました。そのダイソンから米国シェア1位の座を奪った「シャーク」が日本で定番になるために必要なのは?
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  • ダイソンベストの理由
    もはや吸引力ではありません
かつてコードレス掃除機は、ちょい掛けなどの2台目の掃除機という位置づけでした。そこに圧倒的なパワーをウリにしたダイソンが登場し、コードレス掃除機はキャニスター型に取って代わってメインの掃除機として活躍するほどになりました。
ダイソン
Dyson Cyclone 
V10 Fluffy
実勢価格:5万9800円
「変わらない吸引力」推しだったダイソンですが、現在の強みは吸引力だけではありません。かつて推しだった吸引力は、もはや弱モードで他社製品を凌駕できるほどの境地に達しています。

弱点と言われていたバッテリーの持ち、ゴミの捨てやすさ、稼働音の軽減などをひとつひとつ克服し、ダイソンは日本人にとって使い勝手の良い製品へと変貌と遂げました。
  • ダイソン超えは難しい?
    各メーカー差別化を図っています
現在のコードレス掃除機は、ダイソンのように手元に重心のあるタイプが各メーカーの主流となっています。大手から格安モデルまでこぞって製品を投入していますが、円熟期を迎えたダイソン超えとなる付加価値をつけるのは難しい状態。そのような状況で、各メーカーはダイソンとの差別化を図っています。

例えば、日立やエレクトロラックスはパイプ部分が本体と一体化したそのデザインで、重心が低い位置にあって自立するタイプ。
日立
PV-BE400
実勢価格:3万581円
ちょい掛けに便利なマキタの吸引力はそれほど強くありませんが、バッテリーの持ちはそこそこ。
マキタ
CL107FDSHW
実勢価格:1万4400円
※ダイソン、日立、マキタについて詳しくはコチラの記事をご覧ください。

パナソニックの新製品は、初めて「最強パワー」を謳った意欲作。
パナソニック
MC-SBU820J
実勢価格:9万7350円
アイリスは、掃除機にマイクロファイバー静電モップが付いています。
アイリスオーヤマ
KIC-SLDCP5
実勢価格:2万300円
  • ダイソンより売れたシャーク
    日本で定番になるには?
今年8月、北米でダイソンより売れた「シャーク」が日本に上陸しました。徹底的に日本を研究し、ダイソンに勝るとも劣らない性能です。
シャークニンジャ
EVOFLEX 
S30
実勢価格:6万9800円
サイズ・重量:W239×H1090×D132mm・約3.33kg
稼動時間:標準モード:約38分(DuoCleanクリーナーヘッド装着時)、約66分(DuoClean非装着時)、強モード:約24分(DuoCleanクリーナーヘッド装着時)、約22分(DuoCleanクリーナーヘッド非装着時)
どちらかといえばダイソンと「真っ向勝負」なシャーク。その差別化ポイントは「自立」といいたいところですが、ちょっと弱いように思えます。というのも、シャークは収納時こそ自立しますが、使用中は本体を立たせることはできません。また、ダストカップが洗えなかったり重かったりと、ダイソンに及ばない点もちらほら……。

現状、北米でダイソンより売れた実績が先に立ち、ハイブリッドヘッドや曲がるパイプ、容易なバッテリーの交換などのダイソンにはない魅了がいまひとつ伝わっていない印象があります。

シャークが日本で定番となるには弱点の改善は言わずもがな、かつてダイソンがそうであったように、店頭やTVでその魅力を余すところなく伝えられるような戦略がキーとなりそうです。

なお、こちらの記事「[ダイソンキラー]北米を震撼させた“ニンジャ”の良いとこダメなとこ完全公開」では、シャークEVOFLEX S30を実際に使用した比較検証の様子をお届けしております。あわせてご覧いただけますと幸いです!

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