【二代目ドンキの4K】解体してわかった今度こそ買いの理由
2018年01月09日(火)
360.life編集部
360.life編集部/Test by 家電批評編集部
【二代目ドンキの4K】解体してわかった今度こそ買いの理由
今年6月にドンキホーテから登場した通称“ドンキ4K”。50型4Kパネルで5万円台という驚異の低価格に火が付き、一気に2017年上半期を代表する家電製品の1つとなりました。それから約4カ月後、なんと、その第二弾が発売! 初代と二代目を解体して比べてみると、くっきりと違いが見えてきました。
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  • 2017年上半期の初代ドンキ4Kと
    10月発売二代目を徹底比較
激安で話題となったドンキホーテの4Kテレビですが、初代のモデルは「買い」というには悩ましいポイントがいくつかありました。

安くて売れすぎ「ドンキの4K」に、慌てて手を出さない方がいい理由

それでも売り切れ続出という人気ぶりでしたが、満を持して2017年10月に発売された二代目の性能はどうでしょうか?

パナソニックのUltraHD Blu-rayプレイヤーを用いて画質のテストを行い、アンテナ線を接続して内蔵チューナーの地デジの画質もチェックしました。
パナソニック
DMP-UB30-K
実勢価格:3万3291円
画面撮影は4K/60pの美しい自然映像を収録した『4K 宮古島』で実施。
  • 画質も音質も悪くネット非対応で
    あまり買いとは言えない初代
今年最大のヒットモデルとなった〝ドンキ4K”。2017年6月の発売から約1週間で初回生産台数3000台を売り上げ、追加販売分も即完売となりました。当然ながら編集部でも発売直後に入手し、製品評価を行ったのは記憶に新しいところ。
情熱価格+PLUS
LE-5050TS4K-BK 
実勢価格:5万9184円
サイズ:W1127×H695×D286mm
重量:約11.01kg(スタンド含む)
画面サイズ:50V型

しかし、テレビの基本性能である画質は4Kではあるものの、バックライト性能が今ひとつ。初代ドンキ格安4Kは大手メーカー製には遠く及ばず、全体的に見ても買いとは言い切れない水準でした。
全体的に色味のバランスが悪いです。
内蔵スピーカーの音が悪く、音がこもって響きづらい上、
ネット対応はなく、“4Kパネル”以外は特別な機能は特にありません。
  • 画質も音質も今ひとつの初代…
    性能チェックのため、いざ解体開始
格安ながら東芝製のメインボードを搭載していることから、一部ネットでは「ジェネリックREGZA」などと言われていましたが、画質も音質も今ひとつと残念だった初代ドンキ4K。

こうも悪いと、本当にちゃんと調節したのだろうか? と疑念が生まれても不思議ではありません。そこで思い切って、解体してみることに!
そっと背面を開けると……、
コレが話題を集めた「ジェネリックREGZA」の中身!
右基盤は放送受信やテレビのソフトウェアを決める東芝製メインボードで、
もう一枚はタイミングコントローラ基盤 T-CONと呼ばれるパネル駆動基板。

東芝製メインボード採用が大きな話題になったものの、大手メーカーとは画質も音質も似ても似つかないほど悪く、ネットサービスにも非対応なところも非常に残念だった初代4K。さて、10月に発売された二代目はどうでしょうか?
  • 早くも完売多数の二代目ドンキ4K
    画質や音声などの基本性能はいかに
早くも完売店舗が多数にわたっていると噂の二代目ドンキ4K。スペック上では画面の明るさが300cd/㎡から350cd/㎡に向上していますが、実際の画質が気になります。
情熱価格+PLUS
LE-5060TS4K
実勢価格:5万9184円
サイズ:W1127×H695×D286mm
質量:約11.01kg(スタンド含む) 
画面サイズ:50V型

画質テストの結果、旧機種の黄色がかった暗い画面から最大輝度が上がり、クリアで明るくヌケがよい画質に大幅アップしていました。

旧機種で課題と指摘された映像モードのチューニングも大幅改善され、「標準」モードのデフォルトから明るい部屋に設置しても文句ナシ。ただし、旧機種でマシだった「ゲーム/PCモード」の色は無茶苦茶になっていました。
画質がクリアで明るくヌケがよくなって、大幅にアップ!
  • 二代目ドンキ4Kも解体決定!
    非公開メインボードとT-CONを確認
初代と同様にもちろん、二代目も解体。前回と違い、メインボードは第一弾の東芝製から詳細非公表へと切り替わったようですが……。
二代目も開けてみます。
非公表となったメインボードは、やはりネットの噂通り「TOSHIBA」!
チップは東芝製で型番もロット番号以外同じです。
パネル付属の基盤であるT-CONは、パネル変更に伴って当然新しいものに変更されています。

二代目ドンキのメインボードはやはり初代と同じ東芝製でした。T-CONも新しいものに変わり、画面の明るさも色の調節も改善されていて、パネルの変更と出力の調節で視聴できるまでの「まとも」な色になっていました。

しかし、色バランスが悪いモードも一部存在し、音質の悪さにいたっては相変わらず。ですが、結果的には初代より二代目の方が性能が高くなっていることがわかりました。
  • 音質の悪さとネット非対応は同じ
    でも二代目は確実に画質アップ
新旧を並べて実物を比較。二代目の非公表だったメインボードは、解体したことで初代と全く同じ東芝製だとわかったため、中身の違いはあまりないといえます。

それにしても残念すぎるのは、新旧どちらもネット非対応なこと。プロからは、「ネット対応はFireTVなど外部機器と組み合わせましょう」とのアドバイスをいただきました。
新旧を比較しても、ネット非対応とがっかりな音声は相変わらずでした。

その後部品も調査してみましたが、液晶パネルとパネル周りの基盤を交換したのみで、基本設計は新旧同じでした。お値段据え置きで画質が上がったと考えると、第二弾の方がお買い得感アリといえます。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。

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